こんにちは。私は現在28歳で外資系人材会社を退職し、個人事業主としてライター業や営業代行業をしています。30代を目前にして新しい道を模索している方に、必要ならばその背中を押せるような内容になればと思います。
20代後半の転職は厳しいのか?
20代後半になるとキャリアを大きく変えることは厳しいのでしょうか?
20代前半と同じ感覚でいたらそう感じることもあるでしょう。それは企業が求めているものが違う、心理的な大胆さが減ってしまうという理由があるからです。
転職ハードル | 20代前半 | 20代後半 |
---|---|---|
企業が求めるもの | 能力ポテンシャル(伸び代) | 培ってきた実力(作ってきたもの) |
心理的要因 | 低い。適正の職業やより良い環境を求めてチャレンジしやすい | 少し高い。人によっては家庭も 持ち、また新しい環境にいくハードルの方が高くなる。 |
転職市場的には以上の状況変化があると思います。このような状況で転職へのハードルは一段上がっていることを自身の感覚としても実感しています。
しかし、、これが30代になったらさらに上がっていきます。それならば、、
いまが、大きなキャリアチェンジの最後の機会だと捉えよう!!
このように考えるようにもなりました。
なぜ【青年海外協力隊】に応募しようと思ったのか
一歩を踏み出そうと考えた時、まず行なったのは自己分析と自分の声にだけ耳を傾けることです。
その時に人の成長や心に向き合うことへのやりがいを感じてきたこと、スポーツに関わる仕事をしたいと思ってこと、そして海外生活から海外と関わる仕事をしていきたい、という個性の想いを素直に聞くようになりました。
教育、スポーツ、海外、という参入障壁がある業界や分野だからまずは基盤がしっかりしているところで経験を積まなければならないと考えました。そこで、長い歴史と信頼のある青年海外協力隊に応募することを決めました。
特に教育分野に関心を持つ理由は、人生の幸福と様々な単位における平和のためには青少年期の人格形成が大きな影響を与えると考えているからです。スポーツを中心に体験活動を通して青少年の成長を支え、人格形成の一助となる活動をしたいと思っています。これは単なる知識の伝達ではなく、実体験を通じて価値観を育むことが目的です。
どんな経験が応募を決めるきっかけになったのか
大学生の時、カンボジアの小学生に対する教育支援活動に関わったことがありました。高校生の時から途上国への関心は持っていましたが、渡航当時の私はカンボジアに行った時、自分は支援する立場ではないと感じる経験がありました。
まずは自分の人生について深めて、成長して、人を支援しなければ自己満の相手のためにならない支援をしてしまうという思いにもなり、自己投資をするようになりました。

その後、社会人として働く中で、さまざまな経験を積みました。その過程で、改めて青少年への支援に挑戦したいという気持ちが強まり、昨年、本格的に国際協力の道を考え始めました。30代を目前にして、自分のキャリアを見直した時、海外挑戦をするなら今しかないと決意したのです。
応募前と今で気持ちの変化はあったのか
応募前は、「まずは海外でチャレンジしたい!」という思いが強く、具体的な計画よりも行動することに重点を置いていました。しかし、応募の過程で、2年間の派遣期間をどのように活用するかが重要であると考えるようになりました。
青年海外協力隊はいわゆる2年間の契約社員のようなものです。だから協力隊の任期が終わった後、どのようなキャリアを築いていくのか。その答えを持たずに海外へ行くのではなく、2年後の再就職やキャリアの選択肢も視野に入れながら、現地での経験をどう活かすかを意識しなければなりません。その結果、派遣期間を単なる「挑戦の場」としてではなく、「将来の基盤を築くための時間」として考えるようになりました。
これからどういう未来を描いているか
派遣される地域によって具体的な活動内容は異なりますが、最も大切にしたいのは派遣先地域との深い信頼関係を築くことです。ただ支援するのではなく、日本と派遣先地域が相互に学び合える環境を作りたいと考えています。
また、青年海外協力隊の任期が終わった後も、海外での教育活動を続けられるように、2年間でしっかりと基盤を作ることを目標にしています。一時的な活動ではなく、継続的に関わることができるような仕組みを構築し、教育を通じた平和構築に貢献していきたいと思っています。
青年海外協力隊の活動はゴールではなく、新たなスタート地点です。この2年間を、次のステップへとつなげるための貴重な時間にしたいと考えています。
20代後半で転職に迷っている方はまずは自分の人生に向き合うことをオススメします!
後悔のないキャリアになることを祈っています。^ ^
コメント